私の大好きな感性論哲学  
               
思風塾全国会 前会長 井本勝夫

私が芳村思風先生の「感性論哲学」に出会ったのは約10年程前の事です。
それは京都の鈴木先生の勉強会でした。

初回から心をゆさぶられる感動的なお話でした。
帰りの電車の中で録音してきたテープを何度もむさぼる様に聴き入っていた事を
今も鮮明に覚えています。私にとって衝撃的な事でした。

思風先生こそ私が永年捜し求めてきた先生であり、又生き方を教えていただく人生の師でもあります。

その出会いは人生を変革する大きなものでした。

半年近く京都に通っていましたが、大阪の仲間にも是非聴いて欲しかったので先生に無理を言って
大阪志風塾を皆んなと協力して立ち上げました。

最初は少し難解な部分もありましたが、学べは学ぶ程、大変素晴らしい人間哲学だなあと皆さんが
思う様になって来ました。
特に私は心と体にしみ込ませる様な気持ちで学ばせていただき、人間として大いに成長させて
いただきました。

特に内から湧き上ってくるモノ(本質感性)が本物であり、それを大事にする様になり、考え方、
生き方が少しづつ変わって来ました。

10年経って今でも「なるほどなあ」とか「うなる」様な処が多々あり、大変、大変、深い人間学です。
今の世の中あらゆるものが行き詰まっています。
理性や論理や科学で栄えて来たこの近代ですが、今は色々な処で大きな歪みが来ています。

「理性」が万能だと考えて来ましたが、思風先生のよくおっしゃる「理性は有限且つ不完全」であると言う事
が最近多くの人たちにも認識される様になって、私達「感性」を主役と考える者にとって嬉しい事です。

この混沌と閉塞社会を打開出来るのは、思風先生の提唱される全く新しい提言「感性論哲学」の教えを
現場に取り入れる事だと思います。

21世紀は「感性」の時代であると思風先生を初め私達も考えております。
人類がこの大宇宙の摂理の中で膨大な年月をかけて育くんで来た事や体験が血肉になりDNAとなり、
そしてそれが感性(人間の本質)として熟成されて来ています。

それを引き出し活用する事が大切です。頭や理屈で考えるより、この内なる本質感性を実現化する事が
真の自己実現であり、又この新しい時代を切り開く鍵になると先生初め私達も確信しています。

私達は思風先生の哲学を大いに学び大いに広げて行く事が私達の願いです。
まさしく全国約30ヶ所の思風塾は世の中を良き方向に変える歴史的使命を担っていると自負しております。

一人でも多くの人々に学んでいただき、豊かな人生を送っていただく事を願っています。