●教育論 
教育の目的は、人間らしい心を持った人間を作ること。
人間らしい心を持った人間とは、次の3つの条件を満たす人間である。
1.不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さを持っているか。
2.より以上をめざして生きるという人間としての成長意欲を持っているか。
3.人の役に立つことを喜びとする感性を持っているか。
教育の方法は、
感性を人間化させるための手段能力として理性を使うことである。
教育の理念は、育てる為に、教えるということである。
教が、育を超えてはならない。
人間らしい心を作る最も本質的なものは、
価値を感じる感性である。
●教育論概論(目次のみ)
●年代別教育論(目次
☆反抗期について
子供も我々も歴史・時代をつくるために生まれてきています。
歴史をつくるためには、これまで人類が誰ももったことのない
新しい欲求と考え方、価値観がなかったならば新しい時代はつくれません。
子供は親や大人や先生に反抗しながら自分を確立していきます。
反抗を恐れては子供を教育することはできません。
無理にでも子供を反抗させてあげないといけないのです。
いつまでも従順で素直なのは親のコピーで、クローンでしかありません。
子供は自分になるため、自分を知るために反抗しています。
子供の命には生まれながらに反抗という活動を命にインプットされて生まれきます。
それが第一、第二反抗期の意味なのです。
第一反抗期は欲求・欲望に基づく反抗で、新しい時代における欲求は何なのか、
それを模索するための反抗です。
第二反抗期は理性に基づく反抗で、自我の目覚め、理性に基づく反抗で、
大人たちとは違う新しい考え方・価値観をつくろうとする活動が反抗です。
だからそれをさせてあげなければならない。
反抗させなければ子供を殺すことになる。
それが幼児虐待になる。
子供が反抗してきたら、まずは子供の言うことを聞き、
「そんなことを考えるようになってすごい、立派だ」と褒めること。
その考え方がいかに幼なかろうが、稚拙であっても、褒める。それが教育です。
しかし、子供は、残念ながら社会を知らない、だから非常に幼い、内容が偏っている。
しかし、それが個性なのです。それを否定してはいけない。
その子の考え方で立派に社会で生きていけるように、親は協力し助言し助けて、
お金を出してあげる。それが教育なのです。
間違っているからといって、親の考え方に引きずり込むのは子供の個性を奪うこと。
歴史は常に悪人が作る。
その時代の権力に刃向かう、そんな人間しか歴史はつくれない。
その体制や法に従順に従う家畜は歴史をつくる力を持たない。
体制に刃向かう野獣こそ時代をつくる人物である。
坂本竜馬もその時代の体制側から見れば、反逆者であったのです。
反抗しなければ新しいものはつくれない。
だから反抗を許すだけの愛を持たなければならないのです。
親がわざと間違ったことを言って、子供に正しいことを言わせて
褒めるほどの度量がないといけない。
親が間違ったことを言えば、子供は必ず正しいことを言い出す。
なぜなら理性があるから。
それほどの技法・愛を親は持たないといけない。
反抗させることが愛なのです。
うちの子供は、親の言うことをよく聞くいい子だけでは、いけないのです。